住まいとはなにか?
朝の目覚めにはじまり、夜、眠りに就くまで、シングルであってもおじいちゃん、おばあちゃんのいる大家族であっても各々のライフスタイルで日々の営みが続けられています。一生の大半を占める大事な場所です。
ほんの一昔前までは、自宅に産婆さんを呼びました。祝言を挙げました。お葬式もそうです。命が授かり、育まれて、そして新たなスタートをきり最後を迎える、そのすべてが住まいで行われていました。現在でこそ、出産は病院、結婚式やお葬式は式場と機能的な社会になりましたが住まいに根ざした精神的なよりどころは今も昔もこれからもずっと変わらないことでしょう。
ものが充たされて精神的なものが要求される昨今今こそ住まいのあり方を問いかけていきたいと思います。
どんなお家に住みたいですか?
幼稚園でたずねると「大きな三角屋根ー!」「お月様を眺るのーー!」「階段がすべり台になってる家ー!」こどもたちの“住まい夢”はさまざまです。きっと、現実的な制約を考えなくてよいのなら大人だって、ユニークな夢が膨らむことでしょう。
夢をかたちになごみ(和)の家づくり
私たちは住まいを通して夢をかたちにするお手伝いさせていただいています。構造や外観へのこだわりはもちろんですが一番大切なことは家族だんらんや友人知人を招いてコミュニケーションが生まれる住まいまた、心が和む空間づくりではないでしょうか。
お客様の「夢」を「住まい」に
私どもは木造住宅を主に手掛けています。世の中の情報化とともに価値観が多様化する中で創業時から「夢住まい」をキャッチフレーズにお客様の「夢」を「住まい」に実現していこうと取り組んでまいりました。
家づくりを通してお客様と、また、業者間でじっくりと相談しながらみんなが持ちつ持たれつ、足りないところを補い、支え、求め合ってひとつの「夢」を築いていくのが私どもの願いです。
なぜ木造か?
~コンセプト「人と環境に優しいエコの家」~
鉄骨コンクリートは100年、200年、産業革命以降の建築材料で歴史がまだ浅いです。弥生時代から高床式倉庫が定着していたように日本において、木造住宅は2000年以上の歴史を持っています。熱帯地方ではレンガの家、土で造った家。ヨーロッパでは石積の家。カナダでは丸太の家。
家づくりにはそれぞれ特有の気候風土によって、ふさわしい建て方があります。日本は山国、森林の国であり、豊かな資源を持つ「木」をベースにした住宅を造ってきました。それがこの日本の気候風土にかなったものであり、生活の上にも適していたのだと思います。ですから私たちの民族のDNAに根ざし、そして私たちの健康にとっても一番ふさわしい素材に間違いないということが、まず最初にあります。また、木造住宅の素材となる木は言うまでもなく地上にある資源ですから、決して環境を破壊するものではなく自然の理にかなったものであり、地球環境に「共生」につながる、いい影響を与えていくものでもあります。
人間も健康!建物も健康でいてほしい!そこに幸せがありそこに夢が生まれてくるというふうに考えています。