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健康な住まいと住まい方の秘訣とは?

健康を病的にこだわると、不健康になってしまう。

ややもすると健康というと体のことが語られることになりがちですが、現代の日本では精神に不調をきたしている人たちは少なくないのです。この健康住宅を気にすることさえも、あまり度が過ぎると極端な清潔好きの「潔癖症」という精神的な病になっているということかもしれません。抗菌、抗菌とさわぐあまり日常の生活を健康に保つために必要な役に立つ細菌まで殺してしまって、かえって不健康になってしまう例も出てきているようです。このことは、健康ということを病的に考えてはいけないということを教えているのでしょう。

健康にいい住まいを、ものすごく単純化して考えてみる。

それでは健康にいい住まいを健康的に考えるにはどうしたら良いのでしょうか。現代の社会の仕組みは複雑になっていますから、どうしたらいいか考えにくいかもしれません。そんな時、いっそのことものすごく単純化して考えてみたらいいと思います。幸いにして、単純でいい知恵を古代の人が残してくれています。

自然素材の建材を選ぶ

建材で迷うようなときは「木」「金属」「土や石」といった昔からの自然素材を選ぶようにします。近頃合板より無垢の木が好まれるようになってきました。また、健康建材としてもてはやされている珪藻土は土の一種です。

風の通りを考えた間取りにする

間取りを考えるときは「風」の通りを考えることです。ホルムアルデヒドなどの影響を少なくするのは、究極的には部屋の喚起に限るようで、あまりにも気密性の高い今の住宅の性能に問題がないとは言えないようです。次に、過剰な湿気を取り込んで、結露やそれに伴うカビをもたらさないように、「水場」すなわちトイレや浴室、キッチンなどの位置、配置、給排水や換気の設備などにはことさら気を掛けるようにします。

一つの例として、あえて水まわりの部分を、リビングルームを含む母屋部分に設けずに付属的な平屋部分に設けて、母屋部分でも湿度を低く抑えるようにするやり方もあります。水まわり部分と母屋に囲まれてできた中庭は、湿度を低くおさえるだけでなく、他にもいろいろメリットがあります。

太陽の明かりを取り入れた間取りにする

「火」と「日」すなわち太陽の明かりにも「気」を配りたいのです。何と言っても、健康的な家は太陽の光なしには考えにくいのです。暑い砂漠地方でなら、太陽は嫌われる存在かもしれませんが、少なくとも日本で、太陽の明かりを取り入れるようにすることは、家づくりの基本ともいえるでしょう。

健康な住まい方かどうか、見直してみる。

健康建材の研究者の話を聞いてみると、少々の有害物質があっても、部屋の通気さえ良ければまったく問題ないようで、むしろ本当の問題は通気も十分でないほど気密になってしまった家の作り方や、窓も締め切って平気でいる生活の仕方にこそあるようです。抗菌や無菌を考えるほどなら、家具の後ろの埃まで毎日徹底した掃除をしなければならなくなるかもしれません。そんなことになるよりは、あまり締め切ったままの生活にならないよう、毎日の生活リズムの中に窓の開け閉めを取り込む工夫をする方が楽かもしれません。